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ささみと胸肉はどっちがパサパサしてる?栄養価と味の違いは?

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料理

比較的安く、色々な料理が作れる
鶏肉の「ささみ」と「胸肉」。

でも、「ささみ」や「胸肉」と聞くと
「パサパサしている」
というイメージをもつ人も多いと思います。

そこで!
今回は、鶏肉の「ささみ」と「胸肉」の
パサパサしている理由や栄養価やカロリーの違い、
美味しくジューシーに食べられるコツをお伝えしていきたいと思います。

これから料理のレパートリーを増やす参考にしてみてくださいね。

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ささみと胸肉はどっちがパサパサしてる?

私も大好きな「鶏肉」。

食卓に登場することが多い「ささみ」と「胸肉」ですが、
どっちがパサパサしてるのかというと

実は、「ほとんど差がない」のです。

その理由は、
「ささみ」と「胸肉」はどちらも
鶏の同じ「胸部分」から取られているからです。

「ささみ」は、鶏の「胸肉の内側の一部分」で、
胸骨(きょうこつ)に沿って1本ずつあるお肉。

その形が「笹の葉」に似ていることから
「ささみ」と呼ばれるようになったんです。

一方、「胸肉」は、
胸の筋肉の「大胸筋(だいきょうきん)」部分のお肉で、
皮が付いていることがささみとの大きな違いと言えます。

皮が付いていない「ささみ」の方が、
脂身が少ないので、若干パサパサしているという人もいます。

ですが、鶏肉の中では、どちらも脂肪は少なめ。
加熱によって水分が飛びやすいので、
パサパサしてしまいやすいのが、
「ささみ」と「胸肉」なのです。

ささみと胸肉の栄養価やカロリーの違いは?

次に、「ささみ」と「胸肉」100gあたりの
栄養価やカロリーの違いを見ていきたいと思います。

「ささみ」
・エネルギー:107kcal
・たんぱく質:24.6g
・脂質:1.1g
・炭水化物:0g

「胸肉(皮つき)」
・エネルギー:229kcal
・たんぱく質:19.5g
・脂質:17.2g
・炭水化物:0g

「胸肉(皮なし)」
・エネルギー:113kcal
・たんぱく質:24.4g
・脂質:1.9g
・炭水化物:0g

これは、文部科学省が発表している食品の成分表のもの。

見て分かることが、
・胸肉(皮つき)のカロリーと脂質が高い
・胸肉(皮なし)とささみのカロリーとたんぱく質はほとんど同じ
ということです。

参考URL:https://fooddb.mext.go.jp/index.pl(文部科学省 食品成分データベース)

他にも、ささみと胸肉は、どちらにも
・たんぱく質の分解と合成をサポートしたり
ホルモンのバランスを整えてくれる「ビタミンB6」

・たんぱく質を活性したり
骨の健康をサポートしてくれる「ビタミンK」

・皮膚や粘膜を健康に導いてくれたり
脳神経を正常に保つ働きがあるビタミンB群の一種「ナイアシン」

・活性酸素から体を守り
若々しさを保ってくれるミネラルの「セレン」

などが豊富に含まれています。

また、ささみも胸肉も「低脂肪」「高タンパク」の食材です。
「筋肉の構築」や「筋肉の維持」にとっても役立つので、
筋トレ中の方やダイエット中の方におススメです。

ささみと胸肉は味の違いはある?どっちが美味しい?

次に「ささみ」と「胸肉」の味の違いを比べてみると、

・ささみは、癖がなくやわらかくさっぱりした味わい
・胸肉は、しっかりとした食感でさっぱりした味わい
と、どちらも癖が少ないため、
色々な料理に使えるメリットがあります。

私の場合ですが、
ささみは茹でたり加熱することで
手で簡単に裂けられる特徴を活かして、
「ナムル」や「サラダ」によく使っています。

他にもそぎ切りにして「ピカタ」や「フリッター」など
揚げ物としてもよく登場します。

一方、胸肉はずっしりとした食べ応えがあるので
「から揚げ」や「きのこのホイル焼き」など
ボリュームのあるメイン料理としてよく登場しています。

どの料理も子ども達に人気で、おススメです。

ささみと胸肉をパサパサにならずに美味しく食べるには?

「ささみ」や「胸肉」と聞くと
「パサパサしている」
というイメージをもつ人は多いと思いますが、
ちょっとしたひと手間で美味しくジューシーに食べられるコツがあるんです。

そのコツが、
1.下準備で水分を吸わせる
2.表面をコーティングする
3.加熱時間を短くする

という3点です。

詳しく見ていきましょう。

下準備で水分を吸わせる

ささみや胸肉がパサパサしてしまうのは、
加熱によって水分が飛びやすい特徴があるからです。

つまり、加熱前に下準備で水分を吸わせてあげることで
パサパサしないジューシーな料理に仕上がるのです。

加熱前に
・料理酒
・醤油
・生姜
などで水分を吸わせることで
同時に下味をつけることができます。

しかも「料理酒」と「生姜」には、
鶏肉の臭みを消す働きもあって一石二鳥です。

表面をコーティングする

どれだけ下味で水分を吸わせても
そのまま加熱すると水分が出てしまいます。

なので、ささみや胸肉を加熱する時は、
・片栗粉
・小麦粉
・卵液
などで表面をコーティングしましょう。

表面をコーティングすることで
お肉が吸い込んだ水分を逃さず、
ジューシーに仕上げることができるんです。

私は、ビニール袋に片栗粉や小麦粉を入れて
そこに鶏肉を入れて振ることで、
簡単にまんべんなく粉をまぶしています。

洗い物も減るのでおススメですよ。

加熱時間を短くする

ささみや胸肉は加熱時間が長ければ長いほど
水分が出てしまいパサパサになってしまいます。

なので、野菜とお肉を炒める時は、
ある程度お肉に火が通ったら一旦取り出しましょう。
そして、その後野菜などを炒め、
最後にお肉も合わせて加熱すると
パサパサにならず美味しく仕上がります。

また、加熱時間を短くするために
調理をする1時間ほど前からお肉を冷蔵庫から出して
常温に戻しておくことのもポイントです。

冷たいお肉を加熱しようとすると
それだけ加熱時間が長くなってしまいます。

このポイントは、ささみや胸肉の「鶏肉」だけでなく、
「牛肉」や「豚肉」「魚介類」にも使えるポイントなので
ぜひ実践してみてくださいね。

まとめ

比較的安く手に入り、
色々な料理が作れる「ささみ」と「胸肉」。

我が家も大好きな鶏肉で、食卓によく登場しています。

でも、どちらも脂身が少なく、
加熱によって水分が出やすく
パサパサになりやすい鶏肉です。

でも、今回お伝えした、
・下準備で水分を吸わせる
・表面をコーティングする
・加熱時間を短くする
というコツをぜひ実践してみてください。

きっとジューシーで美味しい料理に仕上がりますよ。

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