今回は洗濯機を横倒しで運んでもいいのか、故障してしまうのか、
立てて運べない時はどうすればいいのかなど、引っ越しの際に起こりやすい家電問題について詳しくご紹介していきます。
結論としては横倒しでの運搬も可能ですが、十分な配慮が必要です。
ぜひ最後までご覧くださいね^^
洗濯機は横倒しで運んでもいい?故障するって本当?
洗濯機って一見、箱のようなシルエットをしているので、縦でも横でも運搬可能のように見えますが、実は横倒しは故障の原因になります。
洗濯機の内側についている洗濯槽は、一部を吊り上げるような構造になっているため、運搬はもちろん横倒しをすると大きく揺れ動きます。
その振動により一部に負担がかかると外れてしまったり、切れてしまうといった破損に繋がりやすくなります。
他にも内部のモーターが壊れてしまうと、洗濯槽の回転が遅くなったり、騒音がするようになるなどの不具合も考えられます。
そのため基本的に製品メーカーも、縦型・ドラム式同様、横倒しでの取り扱いは禁止しています。
必ず故障するという訳ではありませんが、壊れてしまうかもしれないという認識はもっておきましょう!
洗濯機を立てて運べない時はどうする?
洗濯機の横倒しは故障に繋がるといっても、どうしても立てて運べないときもあると思います。
そんなときは水漏れ、揺れや振動が最小限ですむような工夫が必要です。
大事なポイントをいくつかご紹介していきます^^
1.水抜き作業
洗濯機が横倒しになってしまう場合に気を付けることとして、水抜き作業を丁寧に行うことです。
引っ越しの際の水抜きは当然ですが、横倒しにすることで洗濯機内に残った水がより排出されやすくなります。
脱水運転をしてからホースを外し、残った水を出し終えたら洗濯槽内をタオルで拭きあげてください。
念のため洗濯機を傾け、水が出てこないかを確認してから運搬しましょう。
2.振動対策
洗濯機をトラックに直置きしてしまうと、車の揺れが破損の原因になります。
対策として
・毛布に包む
・使わない敷布団にのせる
・段ボールで梱包する など
まずは洗濯機を段ボールで梱包します。
その上から毛布などで包んでんでください。
あらかじめトラックに使っていない敷布団を置いておき、梱包した洗濯機をそっと横倒しでのせましょう。
こんなに必要かと思われるかもしれませんが、洗濯機の内部構造はとてもデリケートで壊れやすいため、厳重な対策が必要になります。
3.洗濯槽の固定
縦型の洗濯機よりもドラム式洗濯機は揺れに弱いため、運搬の際は洗濯槽の固定が必要になります。
取り扱い説明書にもありますがドラム式の場合は、洗濯槽を付属の輸送ボルトで固定してから運びだしましょう。
以上が大事な3つのポイントになります。
直前の準備ではバタバタしてしまうので、あらかじめ確認をしておきましょう。
さいごに
今回は洗濯機を横倒しで運ぶと故障するのか、立てて運べない時はどうすればいいかなど詳しくご紹介してきました。
引っ越しは事前の準備をしていてもイレギュラーなことが起こりやすいです。
特に家具家電など大型のものは、運び出すのも一苦労・・
洗濯機も今ではドラム式を使う方が増えましたが、構造上の問題で縦型よりも取り扱いに注意が必要になります。
横倒しの場合梱包はもちろん、運転にも気を付けながら丁寧に運搬しましょう。
引っ越しをすることになってトラックを借りたものの、思ったよりも小さくて家具家電が入りきらない!
仕方なく洗濯機を横倒しで運びたいけど、壊れないか不安・・
そんなときにぜひ参考にしてくださいね^^