モデルルームのような生活感のない部屋ってオシャレで綺麗ですよね。
でも誰かが生活している形跡というか、雰囲気がないと、なんだか寒々しくて落ち着かない気持ちになりませんか?
ごちゃごちゃして片付いていない部屋も嫌ですが、生活感のない部屋も嫌い・・
この記事では、生活感のない部屋が嫌いな心理と、反対に生活感を出したくない人の心理についても解説します。
生活感のない部屋が嫌い!怖いし落ち着かない心理とは?
SNSを見ていると、有名人や一人暮らしの女性の余計な物を置かない、清潔感溢れる部屋が目につきますよね。
洗練されていて、物が少なく、シンプルな生活に憧れる人も多いでしょう。
しかし、このような無機質な空間は、時に「不快・恐怖・苦痛」と感じられることも。
その主な理由は、過度に整頓された空間が生み出す、「何も触れてはいけない」という圧迫感にあります。
まるで新居に足を踏み入れた時のような、落ち着かない雰囲気が漂います。
部屋を無機質に保つ背景には、
・清潔感を保ちたい
・不要な物は持ちたくない
という強い意志があります。
確かに、物が少なければ片付ける手間が省けるし、掃除もしやすくなりますよね。
ただ、誰かに見せるために、あまりに清潔感にこだわりすぎて神経質になってはいないでしょうか?
では、次に自分の家で生活感を出したくない心理についてさらにみていきましょう。
生活感を出したくない心理とは?
自分の部屋なのに生活感を出したくない、いつも綺麗にしておきたいと考える人には
・自分の内面を見せたくない
・完璧で洗練された自分でいたい
という心理が働いていると考えられます。
自分の内面を見せたくない
自分の部屋の生活感を隠す人は、私生活を他人に知られたくないと思っています。
自分の思考や感情を他人に悟られないようにすることで、自分のプライバシーを守ろうとしているのです。
感情を表に出さないのも、この心理から来ています。
また日常の生活の痕跡を隠す人の中には、対人関係に苦手意識を持つ人もいます。
人見知りが強いため、どのように他人と接すれば良いか分からず、自分の感情や生活感を隠してしまいます。
他人にどう見られているのか、他人の反応を気にするあまり、自分の感情や日常の生活痕を意図的に隠すのです。
完璧で洗練された自分でいたい
部屋の生活感を隠す人は、常に完璧な自分でいたいと思っています。
彼らは完璧な自己像に誇りを持ち、その理想を守り抜きたいと思っています。
日常の痕跡を見せることが、何らかの形で恥ずかしいと感じている可能性もありますね。
また、見栄を張りたいと思っている人もいます。
クールな外見やブランド品を身につけることでカッコよく見せたいという欲求が強く、そのために日常の痕跡を意図的に隠しているのです。
芸能人のように洗練された存在になりたいと願い、見栄を張りたいという心理が働いているのです。
その一方で、「いつも綺麗な状態を保たなければいけない」という一種の強迫観念のようなものも感じられます。
自分の好きな物や好きな本に囲まれる生活も楽しいものです。
あまりに清潔感にこだわりすぎるがゆえに自分で自分を苦しめることもあるからです。
生活感があるのにオシャレな家とは?
「部屋が散らかっていると心も乱れている」って聞いたことありますか?
私も子供の頃、部屋をきれいにしておくようにと親からよく言われました。
でも、あまりにも整理されて生活感がない部屋も、どこか落ち着かない気がしますよね。
生活感があってもおしゃれな部屋って、一体どういうところが違うんでしょう?
おしゃれだけど生活感のある部屋には、飾りたいものを集めた特別なスペースがあります。
大事な写真や趣味の品を一か所にまとめて飾り、部屋をすっきり見せています。
たとえば、部屋にグリーンを飾るのもいい方法の一つです。
この飾りスペースを使って、生活感を保ちながらも洗練された雰囲気を出しています。
さらに、ライトスタンドやクリップライトで飾り物を照らすことで、部屋をもっとおしゃれに見せることができます。
メインの灯りを消すと、もっとムードのある空間になりますよ。
生活感が出やすいものには、ティッシュや文房具、普段使う化粧品や調味料などがあります。
これらはよく使うので、しまい込むと不便ですよね。
そこで、色をそろえて統一感を出すと、生活用品を出しておいてもおしゃれに見えます。
例えば、モノトーンやナチュラル、ブルックリンスタイルなど、好きなデザインのカバーやケースを使ってみてください。
また、最近では「見せる収納」もとても人気があります。
身近な100円ショップや無印良品などでも、便利なアイテムがたくさんあります。
生活感を上手にコントロールすることで、限られた空間を最大限に活用し、自分だけの理想の居住空間を作り出すことができます。
ぜひ試してみてくださいね。
生活感があるけどおしゃれな部屋は、あなたらしさが光っています。
遊びに来た友達もきっとリラックスできます。
部屋の隅にある飾り物や普段使っているものから話が広がり、楽しい時間を過ごせるかもしれませんよ。
まとめ
シンプルでおしゃれな物の少ない部屋は、きれいでオシャレに見えますね。
でも生活感がないと、なんとなく寒々しくて圧迫感すら感じることも。
あまりに清潔感にこだわりすぎると、自分で自分を苦しめることになりかねません。
生活感をゼロにしなくても、おしゃれできれいな部屋は作ることができます。
まず、生活用品の色を統一してみるなど身近なところからはじめてみませんか?