さまざまな場所で耳にする「未就学児」と「未就園児」。
どちらも子どものことを指すのだろうな・・と何となく聞き流していましたが、この2つはどう違うのでしょうか。
そして何歳から何歳までの子どもを指すのでしょうか。
未就学児と未就園児の違いと、子どもを指すほかの言葉についてもわかりやすくご説明します。
未就学児と未就園児の違いとは?
遊園地や飲食店で目にする「未就学児は入場不可」「未就園児は無料」という記載。
何歳から何歳まで?と疑問に持たれたことが多々あると思います。
それぞれの言葉の意味と、指す年齢を解説します。
未就学児の意味と何歳から何歳まで?
まず就学とは、教育を受けるために小学校に入ることを指します。
未はまだその時が来ていないことを指します。
そのため、未就学児とは小学校に入学する前の子どもを指します。
日本では義務教育を受けるべきとされている年齢が満6歳からとされていますので、
未就学児とは、小学校に入学する前の0歳から6歳の子どもを指します。
未就園児の意味と何歳から何歳まで?
未就園児とは、未だに就園していない子どもを指します。
保育園では0歳から預かってもらえますが、幼稚園では満3歳から満5歳までの子どもを預かってもらえます。
未はまだその時が来ていないことを指しますので、
未就園児とは、保育園や幼稚園に通う前の0歳から3歳の子どもを指します。
未就学児と未就園児の違い!
まとめると下記のようになります。
未就学児:小学校に入学する前の0歳から6歳の子ども
未就園児:保育園や幼稚園に通う前の0歳から3歳の子ども
未就園児と乳幼児の違いは?
上記のように未就園児とは、保育園や幼稚園に通う前の0歳から3歳の子どもを指す言葉でしたね。
では乳幼児とは何歳から何歳までを子どもを指すのでしょうか。
まず乳児とは母乳やミルクで育つ、生まれてから満1歳までの赤ちゃんを指します。
幼児は未就学児と同じく就学前の子どもを指しますので、小学校に入学する前の0歳から6歳の子どもを指します。
このため、乳幼児とは0歳から6歳くらいまでの子どもを指します。
未就園児:保育園や幼稚園に通う前の0歳から3歳の子ども
乳幼児:0歳から6歳くらいまでの子ども
2つを比較すると、未就園児の方が指す年齢の幅は狭いですね。
未就学児と小学生以下の違いとは?
上記でもまとめましたが、未就学児は小学校に入学する前の0歳から6歳の子どもを指します。
それに対し、小学生以下というのは、小学生を含み、またそれよりも年齢が小さい子どもも指します。
未就学児:小学校に入学する前の0歳から6歳の子ども
小学生以下:小学生を含む0歳から12歳までの子ども
2つを比較すると、小学生以下の方が指す年齢の幅がかなり広いですね。
さいごに
子どもの年齢を指す言葉の違いについてご紹介しました。
ややこしく感じますが、理解しておきたいですね^^