自宅でも簡単に作れて、食卓が華やかになるローストビーフ!
時間があるときに作ってみようかな…という方もいれば、クリスマスなどなにかイベントのときには必ず作る!という方もいて、美味しくて人気の料理ですよね。
そんなローストビーフですが、作って切ってみたときに「なんか赤い液体がでてきた…これって血?」という経験をしたことはありませんか?
私自身も、経験があるのですが…ちょっとぞっとしてしまいますよね^^;
しかしながらこれは血ではありませんので、ご安心ください!
今回は、ローストビーフを作って切った時にでる赤い液体は何なのか…その原因や、出ないようにする作り方などをご紹介します!
ローストビーフを切ると血が出るけど何?食べても大丈夫?
冒頭でもご紹介をしましたが…
ローストビーフを切った時にでる液体は、血ではありません!
これって血なの?と思うと、ちょっとおぞましいですが^^;
実はこの正体は、ミオグロビンというものだそうでたんぱく質の一種です!
ミオグロビンは赤い色をしているので、水分と一緒に出てきたときに、血だと思う方が多いようですね。
そもそも牛肉は、さばくときに血抜きという作業を行っているため調理の家庭で血がでてきてしまうということはないようです!
よく料理をしている方であれば、牛肉は火をしっかりと通さなくてもレアでも食べられる!
という認識を持っている方が多いですよね。
これはなぜかというと、牛肉には食中毒菌が存在しないからなのだそうです。
そのため、もし心配されるとすれば牛肉自体ではなく加工をしたときに肉の外側に、菌がつくかもしれないということになります。
鶏肉や豚肉と違って、レアでも楽しめるのが牛肉の良いところですよね!
ローストビーフは中がちょっと赤いのが美味しいので切った時に赤い液体がでてきても、今後は安心してくださいね。
ローストビーフを切ると出る血のような赤い汁が出る原因は?
ローストビーフを切った時に出る液体は血ではないということが分かりましたが、なぜ切ると液体がでてきてしまうのでしょうか?
これは、肉に火を通したことでたんぱく質が固くなり隙間にあった水分だけが残るからなようです。
水分だけは、そのままでてきてしまうということですね。
私自身も驚いたのですが…そもそも、赤身の牛肉には70%も水分が含まれているのだそうです!
それなら、切った時に水がでてきてしまっても無理はないなと思いますよね。
しかしながら、調理法を少し工夫すれば切った時に水分が出ないようにすることも可能です!
血の出ないローストビーフの作り方!フライパンでもできる?
ローストビーフを自宅で楽しみたいけど、あの赤い液体がどうしても苦手…と言う方もいますよね。
その場合は、調理方法を工夫してみましょう!
まず、ローストビーフを火加減によって出来上がりも様々で、しっかりと火が通っていなくても食べられますがあまりにもレアすぎるのも美味しくないですよね。
水分がでないようにするためには、まず表面が茶色くなるぐらいしっかりと焼くことが大切です!
これはフライパンでもできますので安心してくださいね。
そして焼きあがったあともすぐに切ってしまうのではなく、常温くらいまで冷ますのが大切です!
焼きあがってすぐだと液体がでてきてしまう可能性が高くなります。
常温まで冷ますと、水分が肉全体にしっかりと浸透しますので切ったときに液体が出てきてしまう…という状況も防ぐことができます。
よく、焼いたあとはアルミホイルに巻いて放置する!という方法を見ますが、その過程の後にでも常温まで冷ましてみることをおすすめします。
さいごに
ローストビーフを切った時に出るあの液体が血ではないということが分かってほっとしましたが、それでもなんとなく、切った時に液体がでるのは嫌ですよね!
ただ、作り方を工夫すれば出ないようになるので、クリスマスメニューやご自宅で定期的にローストビーフを自宅で作る!という方は是非、試してみてくださいね^^