引っ越しをすると決まったときには、引っ越し業者を利用することが多いですよね。
もちろん荷物が少ない場合、ドラックなどを借りて自力で運搬する!というパターンもありますが、荷物が多い方や家族で住んでいるという場合はなかなか難しいと思うので…やはり引っ越し業者を頼った方が手っ取り早いですよね。
そんなときに気になるのが、運搬時に家具についてしまうような傷。
もちろん、必ずつくとは限らないですが、中には扱い方が雑だったりあまりにも作業が早すぎると、大丈夫?と不安になることも。
家具の傷やへこみが、引っ越しの運搬時にできてしまったものだとしたら、すぐに業者に補償交渉に入るようにしてください!
今回は、冷蔵庫にへこみがついてしまった場合の対処法や示談金の相場について、詳しくご紹介をさせていただきます。
引っ越しで冷蔵庫にへこみができたら、すぐ業者に補償交渉に入ること!
もし引っ越しの荷物運搬中に冷蔵庫にへこみができてしまった場合は、すぐに業者に交渉に入るようにしないといけません。
これの理由については…
引っ越し業者も正直なところ、大物家具などの保証はしたがりません。
なぜかというと、大物家具などの保障をする場合、けっこうな金額がかかる場合があり、引っ越し業者も赤字になる可能性が十分にあり得るからです。
私自身、3度の引っ越し経験がありますが、今まで冷蔵庫にへこみがついたり大物家具に傷がついた…などのトラブルの経験はありません。
ただ友人にこのようなトラブルを経験した人がおり、話を聞いたことがあるのですが…
引っ越し業者は基本的に、クレーマーかもしれないと疑ったり、冷蔵庫のへこみ自体がもともとついていたものではないのか、引っ越し後についたものではないか…と疑ってくることが多いようです。
そうなってしまうと、こちらがいくら申し出てもなかなか話が進まなかったり、場合によっては信じてもらえない…ということもありますよね。
そのため、おすすめの方法としては引っ越し業者が運び出す前に、家具の写真を撮影しておくことです。
私自身家具の写真は撮影したことがありませんが、段ボールが紛失しないようにいつも連番で数字を書いてすべて撮影をするようにはしていました。
冷蔵庫や大きなテーブルなどの大物家具や傷がついたら困るような大切なものに関しては、梱包前に写真を撮っておけば証拠になりますし紛失などほかのトラブルの回避もできるのでおすすめです。
さすがに証拠写真があれば引っ越し業者も疑ってはこないと思いますし、話もスムーズに進められるかと思います。
引っ越しで冷蔵庫にへこみができたときの示談金の相場はいくら位?
これに関しては、正直なところ冷蔵庫のへこみ具合や引っ越し業者によっても多少異なるため、相場というとなかなか難しいのですが…
友人からの話や、調べてみた内容だと
冷蔵庫がまだ問題なく使えるような場合だと高額保障はなかなか見込めないようです。
例えば、冷蔵庫の金額の10分の1ほどでだいたい1万円前後が示談金になる…というケースが多いようですね。
これだけ聞くと、もし確実に引っ越し業者がつけた傷だとしたら、全然納得できないと思います。
ただ、現実的に考えると、法律上なかなか難しいケースが多いようなので、引っ越しが決まったら保険のことを検討してみるなど事前に対策をしておくのが良いかもしれません。
先ほどお話したように、確実に引っ越し業者につけられたへこみだと証明できるものがあるのかないのかでも、また違う結果になる可能性もあるので必ず写真を撮影しておいたり、保険を検討してみましょう。
あとは、冷蔵庫のような大物家具であれば難しいですが、自家用車で運搬できる範囲のものであれば自分で運搬するというのも1つですよね。
トラブルが起きると、対応するのにも時間を費やして解決するまでの心労も大きいと思うので…なるべくトラブルにならないように先手を打っておく必要がありますね!
さいごに
冷蔵庫はもちろん、大切な家具にへこみがついたり傷つけられたりしてしまうと、ショックも大きいものです。
ただ、引っ越し業者も商売なので、へこみがついた!と交渉をしたとしても、なかなかスムーズには動いてくれません。
結局泣き寝入りをするケースも多いようなので、嫌な思いをすることがないように、引っ越しが決まったら保険を検討してみたり、事前にできる対策をしっかりと行って引っ越し業者を利用するのがベストですね。