ここ数年では、香典を辞退して葬儀を行うことも増えつつあります。
でも辞退したのに香典を送ってきたら、
どうすべきか、正しいマナーが分からなくなりますね…。
そこで今回は、香典を辞退したのに送ってきたらどうすればよいのか、
そして香典返しは贈るべきかどうかを詳しく解説します。
香典を辞退したのに郵送で送ってきたら受け取るべき?
香典返しを辞退したのに郵送で送ってきた場合は、
受け取るのが正しい礼儀になりますよ。
そのため送られてきた香典を送り返す、
ということはしないでおきましょう。
郵送であったり、葬儀の際や葬儀を済ませた後などに、
香典を渡されたのでしたら、受け取らないというのは失礼に当たります。
せっかくの供養の気持ちを粗末にすることがないように、
ぜひ香典は受け取っておきましょう。
香典ってやっぱり、辞退したのに送ってきたとしても、
受け取るべきものだったんですね!
私はてっきり、事前に辞退することを伝えてあるなら、
香典は受け取らないで良いものかと予想していました。
でも故人様と生前親しかった人だったり、
親類からの香典なのでしたら、必ず受け取るもの。
たとえ郵送で送られたとしても、
ちゃんと受け取るようにしましょうね!
確かに辞退したのに、香典が送られてくると、
どうしたら良いのか迷ってしまいます…。
でも、香典を送ってきた人も、
やっぱりお悔やみを伝えたいという気持ちがあるから。
その相手からの気持ちはくれぐれも突き返さないようにすべき。
特に郵送で送ってきたということは、
かなり手間がかかっているため、受け取らないのはダメですよ!
郵送で香典を送るのって、結構面倒だったりしますからね。
もちろん手渡しだったとしても、
香典は受け取っておくようにしましょう。
そうすれば今後も、香典を送ってきた相手と、
良い関係を保つことが出来るでしょう。
香典一つで関係を悪化させたくなりものですね。
そのためにも、香典は受け取るべき、
というのが正しいのです。
辞退しても頂いた香典に香典返しは必要なの?
典を辞退していた場合、返礼品があるのでしたら、
それを贈れば問題ありません。
でも送られてきた香典が高額の場合は、
頂いた金額の半分~1/3の値段の香典返しを贈りましょう。
また、香典を送られたり、渡された際に、
相手から『香典返しは不要です』と言われたのでしたら、
香典返しはしなくても良いもの。
ただしその代わり、電話かハガキや手紙などで、
香典を頂いたことへの感謝の気持ちを伝えてください。
香典が送られたり渡された際は、辞退していたとしても、
香典返しを贈るべきケースもあるものなんですね!
辞退していたのに、香典を受け取ってしまうと、
香典返しって必要なのか、すごく悩むところ。
でも香典返しは相手が辞退する気持ちを伝えていない場合は、
礼儀として贈ると良いものなんですよ。
私も母が亡くなった時は、香典返しをきちんと用意しておきました。
ただ、香典がそこまで高額ではないなら、
葬儀の際に参列者に渡した返礼品を贈ればマナー違反になりません。
返礼品が質素なのでしたら、香典返しを贈った方が良いですよ。
私も母の葬儀では、返礼品はお茶だけとかなり質素だったので、
香典返しを贈るよう手配したんです。
ぜひ香典返しを贈るかどうか迷ってしまったら、
頂いた香典の金額と、返礼品の有無で決めていきましょう。
葬儀関連のことって、何かと困ってしまうことが多いですよね…。
でもなるべく、供養の気持ちを頂いた場合は、
それにきちんと応えるようにしていきましょう。
まとめ
辞退していたのに香典が送られてきたら、
やっぱりきちんと受け取るべき。
そして、香典の金額に応じて、返礼品を贈るか、
香典返しを贈るか決めていくと良いですよ。
ただし香典を頂いた相手から、お返しは不要と伝えられたら、
香典返しはしなくても大丈夫です。
できるだけ、香典を頂いた相手の気持ちもくみ取って対応すれば、
今後も良好な関係を続けていくことが出来るのではないでしょうか^^