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木へんに東西南北の漢字はある?読み方と意味!木へんに花や風は?

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生活

今回は、東西南北の漢字に木へんを付けると別の漢字になるか?
色々と調べてみました。

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木へんに東西南北の漢字はある?読み方と意味は?

・木 + 東 → 「棟」(トウ・むね)

「棟」
こちらは割と身近な漢字ではないでしょうか?
屋根の最も高いところを指します。
「病棟」「1号棟」「東棟」などという使い方をします。

・木 + 西 → 「栖」(セイ・す、すみか)

「栖」
す。ねぐら。鳥の巣、の意味があります。
土地の名前でも使われています。

鳥栖市(とすし)・・・佐賀県の最東端に位置する市
神栖市(かみすし)・・・茨城県最東南端の鹿行地域に位置する市
本栖湖(もとすこ)・・・山梨県南都留郡富士河口湖町及び南巨摩郡身延町に跨いで存在する湖、富士五湖のひとつ

・木 + 南 → 「楠」(ナン・くす、くすのき)

クスノキ科の常緑高木の意味です。

楠木(くすのき)・・・クスノキ科ニッケイ属の常緑高木です。
古くから各地の神社などにも植えられて巨木になる個体が多いことが知られています。
楠公(なんこう)・・・楠木正成 くすのきまさしげ の敬称。
鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将です。
石楠花(しゃくなげ)・・・石楠花(シャクナゲ)は常緑広葉樹の低木で
大きく豪華な花びらをつけることから「花木の女王」と呼ばれています。
つつじのような大輪の美しい花を咲かせます。

・木 + 北 → これはないようです。

調べてみましたが、北のみ、木へんをつけてもきちんとした漢字になりませんでした。

木へんに花や風がつく漢字の読み方と意味は?

・木 + 花 → 「椛」(かば、もみじ)

「椛」は「もみじ、紅葉」と「(樹木の)かば」の2つの意味を持つ漢字です。
日本で作られた漢字で、人名にも使える漢字です。

白椛(しらかば)・・・日本の名字(苗字)、地名でもあります。
寒い地域に生える白い木で知られるシラカバは漢字は「白樺」になります。
椛谷(もみじたに)・・・こちらも日本の名字です、地名でもあります。

・木 + 風 → 「楓」(フウ、かえで)

マンサク科の落葉高木のことを意味します。

観楓(かんぷう)・・・紅葉狩りのことを言います。
若楓(わかかえで)・・・若葉の美しいカエデのことです。

木へんに春夏秋冬の漢字はある?読み方と意味は?

・木 + 春 → 「椿」(チン、つばき)

冬から春にかけて花が咲く、ツバキ科の常緑樹の椿になります。
名字にも使われています。
椿・・・つばき
椿原・・・つばきはら
椿本・・・つばきもと
椿野・・・ちんの

・木 + 夏 → 「榎」(カ、えのき)

意味は2つありました
1. えのき・・・ニレ科の落葉高木
2. きささげ・・・ノウゼンカズラ科の落葉高木

・木 + 秋 → 「楸」(シュウ、ひさぎ)

こちらも意味が2つあります。
1. ひさぎ・・・ノウゼンカズラ科の落葉高木
2. ごばん(碁盤)

・木 + 冬 → 「柊」(シュウ、ひいらぎ)

ひいらぎはモクセイ科の常緑小高木です。
ひいらぎの葉はギザギザしている葉です。
よくクリスマスリースなどにも使われるので
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
冬の季節をイメージさせる漢字ですね。

春夏秋冬にかんしては木へんをつけてもすべて意味のある漢字になりました。

春夏秋冬らしく、どの漢字も季節を感じさせる字になりましたね。

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